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| 長年にわたる研究の結果で、医薬組成物であるニトロイミダゾール化合物中のメトロニダゾールは、さまざまな皮膚疾患の用途で応用できる事を確認いたしました。 |
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| １． |
我々の薬効成分メトロニダゾール単剤外用剤は、薬効成分の濃度に変化をもたらすことと、基剤の改良により、よりよき製剤を作製することで、ヒト・アトピー性皮膚炎を含む皮膚疾患への有効性を認め、副作用は認められなかった。
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参考文献に示すとおり、薬効成分メトロニダゾールのように、この様な皮膚疾患を含む他の疾患まで、多岐多様にわたり幅広く応用される薬物は、他に類を見ないものであり、副作用も認められない。
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実施例)メトロニダゾール2.0％〜3.0％ |
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| ２． |
その後、単剤の研究に伴い、薬効成分メトロニダゾールと、他の薬効成分との混合を検討した結果、以下に示す様な複合外用剤の製剤化に成功した。 |
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実施例）メトロニダゾールとステロイドを混合した複合剤 |
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メトロニダゾールとステロイドを混合した。
その際のステロイドの含有量は、市販されているステロイドの含有量の1/10〜1/20に減量した製剤を使用した。(製剤は、加熱、攪拌、真空（脱泡）、冷却の工程を経た製造方法を用いて製剤化したものを使用した。） |
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結果、 ステロイドの含有量を減量したにもかかわらず、市販されているステロイドの含有量を含む
製剤と同等に近い薬効を示すことを確認し、しかも副作用のない製剤を作製する事に成功した。 |
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作用機序として、メトロニダゾールのニトロ基が他の薬効成分と何らかの相乗作用、または相加作用
を示していると考えられる。 |
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メトロニダゾールとの複合剤でなく、ステロイド単剤（1/10〜1/20に減量した成分)製剤は、
薬効があれば、ほとんど副作用（リバウンド）があり、通常、濃度が薄ければ、薬効が無いことも
確認した。 |
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| １例を示しましたが、 薬効成分メトロニダゾールと他の薬効成分との混合（複合剤）の応用では、さまざまな成果を確認しています。但し、本剤は基剤によって薬効が左右され、また、調剤によっても、同様に左右されます。基剤成分、調剤には、十分な配慮が重要と思われます。
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| （他に、各種製剤の製造方法もあります。） |
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| ※医薬品などの取扱に関する注意 |
| 医薬品に指定される薬物を使用し、製剤化された調剤品を治療目的として使用される際は、医師の指示の基でなければできません。したがって、資格の無い人が、調剤を行った製剤を販売することはできません。 |
| 院内製剤は、医薬品として患者さんに使用される際は、インフォームドコンセントを行う必要があります。 |
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